ソコピーチ

限界DD観劇オタクの観劇記録。

博多座の0番に立ってくれた日。

猪塚健太君、32歳のお誕生日おめでとうございました。

 

 なんだかんだで推しの誕生日を勝手にお祝いするのも8回だか9回目だかになってました。これを機会に心機一転長年お世話になっていた、はてダからブログに移動しました。月一で現場の感想あげてたものはちょっとずつ移動して自分が振り返ったときにこんなこと思ってたんだなって笑えるように残していきたいなぁ。

 今年の2月に私が推しはじめてから初めて、外部で主演の舞台をしてくれました。心のそこから嬉しくて、そこには私が観たかったもの、推しが今まで培ってきたと思われる全てがそこにあって、なんか本当にすごかった。嬉しかった。観てしまったら完全燃焼してしまって、もう降りてしまうんじゃないかと思うくらいに熱量が一気になくなってしまって、オタクとしてひと段落して私もいい年だしこうやってフェードアウトしていくのかなぁなんて思っていた時期もありました。まぁ、私はやっぱり腐っても猪塚健太君のオタクだったんですよ。フェードアウト?そんなのできるわけがなかったよ…。

 10月6日から博多座で上演されている舞台「魔界転生」に健太君が荒木又右エ門として出演しています。出演が決まったとき、チケット先行が始まったとき、当時の私は全然やる気がなくて、前みたく全公演とりあえずチケット確保しておこうなんて気持ちがなくて、一枚も用意する気なんてなかったんだけれども、共演する木村たつなりくんのオタクが「とりあえず推しの誕生日公演は確保しよう?絶対後悔するよ。」って言ってくれたので健太君の誕生日である10月8日含めた連休でチケットをとりました。今思えば本当に取ってよかった。感謝してもしきれないなぁ。

 博多座に行った日。健太君が31歳最後のステージの日。ドキドキしながら会場に入った。着席して、周りをぐるっと見渡した時すごく鳥肌が立った。健太君、こんなすごいところでお芝居やってるんだ…って思ったらぞくぞくして、泣きそうになった。人がいっぱい座っていて、周りの人たちは凄く楽しそうに幕が上がるのを楽しみにしている姿がとても印象的で、今から沢山の人の目に健太君のお芝居が触れると思うと感極まって始まる前から泣いてた。幕が上がった瞬間のドキドキ感が凄く久しぶりだった。あのね、健太君めちゃくちゃかっこよかった。悪役、最高にかっこよかった。私は何であの時満足してしまったんだろうって思ってしまった。今まで悪役やってもどこか根は真面目なのかなとか優しさからくる悪だったり、正義のための悪みたいな役が多かったから、ただひたすら自身の欲だけで動いている悪ってなんだよ、めちゃくちゃかっこいいじゃん。そんな役をずーーーっと観たかった。観れたことが嬉しかった。そして推しが博多座に立っていることがこんなにも嬉しいだなんて思わなかった。まだ、こんなにも嬉しいと思える自分がいることが信じられなかった。私健太君のことめちゃくちゃ好きじゃん…今更か。健太君が荒木又右エ門として言葉を紡ぐたびにドキドキした。ワクワクした。これからどうなるんだろうって思った。気づいたら公演が終わっていて、カーテンコールで満身創痍で笑っている健太君がいて、あー私この表情がめちゃくちゃ好きだったよなって思い出した。満足を更新してくれる推しってすごくない??本当に楽しかった。

 次の日、健太君の誕生日公演の日。私からしてみたら特別な日だった。32歳になりたての健太君が立つ舞台が私には特別だった。嬉しくない?私はそういうの見るの好きだから嬉しい。健太君にとってみたらいつもの日常だとは思うけど、オタクの楽しみかたってこういうところだとおもうからいいよね。

 舞台は今日も楽しくて、やっぱり私は満足だった。あっと言う間に終わった。途中、健太君がはじめてゴージャスの舞台に立ったことを思い出した。あのときは五郎さんはみんながキャストって言ってくれていたけれど、立ち位置的にはアンサンブルで、後ろの下手で満身創痍な顔で笑っている姿を思い出した。あれから約5年後に、主要キャストで外部のめちゃくちゃ大きい作品に出ているだなんて誰が描いたことなんだろう。すごく凄く嬉しかった。オーディションで勝ち取ったのかもしれない。オファーがきていたのかもしれない。どんな経緯を経て今健太君が荒木又右エ門を演じることになったかなんてわからない。でも、ここにくるまではきっと健太君は努力して、周りから真面目って言われるくらいのまじめで、お芝居に熱い人だっていろんな人から言われているから、私には想像つかない世界で頑張ってきたから今があるんだよなって思ったら兎に角推しが尊くなった。私なりに観てきた健太君の頑張りが、またこうやって更新されて目の前にあるんだと思うとすごくぞくぞくした。カーテンコールで上川さんが今日は猪塚健太君の誕生日ですって言ってくれて嬉しかった。しかも、一言挨拶できる場所まで用意してくれた。こっちおいでって、博多座の0番に立たせてくれた。語彙力がないからもう嬉しいしか言えない。だって嬉しかったんだもん。嬉しすぎて涙でた。きっと私本人より緊張してたし泣いてたと思う。でもそれくらい嬉しかった。健太君自身も感無量だったし、感極まってたし、あんな顔して話す姿、今まで推しててはじめてみた。でも「この光景は一生わすれません!」って言った健太君の笑った姿が、ゴージャスにはじめてアンサンブルとして出た時の初日のカーテンコールの姿とかぶって見えて、なんて言っていいかわからないけど、健太君は健太君なんだなって思った。大好きな姿だった。こんな姿観たらもういいやなんて言えないし一分一秒でも多く健太君のお芝居を観ていたいって思ってしまった。

 今年は映画にドラマにいろんな人から健太君のお芝居を観てもらえる機会が増えていっぱいファンが増えたなって思うしそれがとても嬉しい。きっとこの先もっともっと人気者になっていくんだろうなって期待しかない。推しとオタクってオタクが一人いなくなっても推しは何も痛くないけど、推しがいなくなるとオタクはしんでしまうと思っているタイプのオタクなので、健太君にはずっと役者を、俳優をしてほしいし、ずっと目の届くところでお芝居をしてほしい。こんなに大好きと思える役者さんに出会えたことは私の人生の財産だし、健太君のお芝居は裏切らないって、今回も改めて思いました。

 次は、主役として博多座の0番に立って、カーテンコールをしている姿がみたいな。何年、何十年とかかってもいいから、そんな姿を待っています。

 

また新しく私の夢が出来ました。