ソコピーチ

限界DD観劇オタクの観劇記録。

若手俳優オタクの私が突然VtuberにハマってVtuberのライブに行った話。

Kuzuha & Kanae & ROF-MAO Three-Man LIVE「Aim Higher」


多分、私のブイチューバーへの興味の加速はここから始まったのかもしれない。
2022年に入って、突然Vtuberの配信をみはじめた。気づいたら毎日観てた。そして上の記事をみて、行きたいなって思った。いやだって、ブイチューバーのライブってなに?!てなるじゃん…どんな感じなのかめちゃくちゃ気になるじゃん…ましてやVtuberを知りたての卵の興味は底知れないのよ。面白いな、かっこいいな、あ、この人の配信みたことある・・歌うたうんだ…え、気になる…てなってしまったらもう行くしかないじゃんってなったし、間違いなくおもしろいんだなって私の直感が訴えていたし、行かなかったら絶対に後悔するって思ったんだよ。
 そこからは「スリーマンにいきたい」が口癖になっていて、スリーマンのチケットのことで頭がいっぱいだったし、ド新規な私はこんなにもブイチューバーの現場のチケットが取れないだなんて想像がつかなかった。いやまじでチケットが取れない。チケットの倍率が高くてもなんとかなって現場に行けてしまう若手俳優の畑にいた私は気が狂いそうだった。チケットをもぎ取るためには己の運と日ごろの徳積だけだなんてそんな…。こんな現場初めてすぎて戸惑った。私は世界を知らなさ過ぎた。葛葉のCD枠もろふまおのCD枠も叶くんのメンバーシップ枠も全部外れた。落選に落選を重ねてまじで白髪が増えた。ショックだった。新規なのでCD何枚買えばいいかわからなかったから次からはどれくらい買えばいいのかということを学んだ。自分の心を守るのは自分。一枚で当たってる人もいれば30枚以上買っても外れていた人がいたからこそ、信じられるのは己の運のみなんだなって思った。辛い世界だった。葛葉とROF-MAOのCDが発売されてから、絶対この曲たち歌うんだろうなって思ったら現地で聴きたいと思ったし、まだ右も左もわからない私は配信も面白くてゲームがうまくて歌もうまい人たちがどんなパフォーマンスをみせてくれるんだろうなって思ったら行きたくて行きたくてしかなたかったし、ネチケもあると思うよって言われても、その間にリアルタイムで配信でみたクロノワライブもふわぐさ3Dライブなんて観てしまったら、現場至上主義な若手俳優のオタクな私が現地しか勝たんって言ってた。


www.youtube.com



www.youtube.com

いや、これが無料で配信されてる世界なに?!?!投げ銭制度はあれど当時の私、なんとスーパーチャットの投げ方を知らなかった。(今は知ってる)でも本当に暇さえあればずっと動画観てた。こんな世界を自分の目で見たかった。ちゃんとこの人達は存在するんだって肌で感じたかった。画面越しで伝わるこの人たちの不思議な漲るパワーをこの身で受け止めたいなってめちゃくちゃおもった。アルバムもいい曲ばかりで、本当に毎日同じ曲ずっと聞いてた。気づいたら口ずさんでしまうくらいには毎日聞いてるし、ROF-MAOにいたっては誰がどの声かわかってしまうくらいには聞きこんでた。自分でもびっくりした。聞けば聞くほどめちゃくちゃ元気が出て、叶くんのアルバムも早く発売してほしいなってワクワクしてたし兎に角私はこのひとたちの歌を現地で聞きたかった。

Sweet Bite

Sweet Bite

  • 葛葉
  • J-Pop
  • ¥1528

Crack Up!!!!

Crack Up!!!!

  • ROF-MAO
  • J-Pop
  • ¥1528

flores

flores

  • アニメ
  • ¥1833

こんなん聞いたら行きたいに決まってるじゃろ…ってくらい私の性癖にハマる楽曲たちだったので、もう本当にね、聞きたい行きたい会いたいの気持ちしかなかったのよ。こするよ私は。何度でも擦る。行きたかったの。察して。そして私が当たったのはにじさんじ総合FC枠だったんだけれども、当たった瞬間の頭真っ白になって全身が震えたことと、なんどもなんども読み返して「当選」の二文字を頭の中で理解するのにとても時間がかかったこと、「当選」の2文字が本当に嬉しかったこと、嬉しすぎて声出して泣いたこと、体に力が入らなさ過ぎてその場でしゃがみこんでしまったこと、この年になってこんなにも嬉しいと思えることがあるんだと実感したこと。これだけは本当にずっと忘れないことなんだろうなって思った。どんなに仕事がしんどくても、どんなに後輩から八つ当たりされても、上司から理不尽なことを言われても、別現場のチケット関連でもめても、すべてはこれ(aimhigher)があるので、で全部片付いたし、流行病になんてなってらんねえって体調管理はめちゃくちゃ気を付けてたし、どんなことがあっても耐えられてたくらいにはスリーマンにいけるということが支えだったから、本当に楽しみなんだなって思った。
珍しく自分が前日物販に行ってグッズを買ったりだとか、わくわくしながらチケットをダウンロードしたりだとか、何着ていこうかなぁとか、普段の現場に行く準備の何百倍も楽しく思えて仕方なかったし、そわそわしてなかなか眠れなったし、単純だなって思った。

いざ当日、現地に着いたとき本当に私、葛葉たちにあえるんだって思ったら泣きそうになったのにびっくりした。イブラヒムがMCしてる直前番組みながら会場に向かってめちゃくちゃそわそわしながら向かった。イブラヒムがノンデリインタビューしすぎてておもろかった。きっと二度とリポーターみたいな仕事こないんだろうなって思った。でも私は好きだったよ。そして周り、めちゃくちゃ若いお嬢さんばかりで浮いてる・・・やばって思ったのも確かなんだけど影を潜めて涙をこらえながら椅子に座ってジーンとしてたよ。
双眼鏡で関係者席このへんなんだろなーて思いながらストリーマーの人たち来てないかなあななんて誰いるかのぞいてみたりしてた。ちゃんといた。

上のリンクは8月10日以降は観れなくなると思うんだけど記念に貼っておく。各枠10分は無料でみれるので気になる人はチケット買ってね!!!9日までかえるやで!かおう!みよう!
始まった瞬間、鳥肌がたった。ちゃんと葛葉達、いた。ちゃんとそこにいて、歌って、踊って、話してた。葛葉も、かなえくんも、ROF-MAOも、私たちも、ちゃんとそこにいた。次元っていう壁がなかった。なにこれってなった。語彙力溶けるんだけど、確かにそこにいたんだよな。息してた。本当に生きてるんだって思った。私も、あの人たちも。ちゃんと同じ空間にいた。その事実がただひたすら嬉しかった。後日葛葉も「お前らって生きてるんだな」的なことを実感してる話をしてくれて、お互いがお互い生きてるんだなって実感してる現場ってなかなかないなって思ったし、気持ちは同じなんだなって思ったらなんだかジーンとしてしまった。拾ってくれてありがとう。

 ライブで大好きな歌、沢山うたってくれて本当に楽しかった。今日ここまで楽しみにしながら毎日聞いてたCDのうたがきけた。何かが報われた気がした。オリジナル曲以外で「キリキリマイ」と「READY STEDY GO」を聞いた私はここは平成か・・・?ってなった。キリキリマイは自分世代のバンドやってた人たちなら絶対一度は触ってると思うし、私はオレンジレンジが当時好きだったので発狂しそうになった。好きが、好きを、歌ってる・・・!?てなった。READY~はもう身体が勝手に反応してたので曲のチョイスが神だった。周りがお嬢さんたちばかりの環境で、私も気持ちが当時のお嬢さん()に引っ張られたので実質私もお嬢さんになれた気がした。いやなりましたわ。ありがとう…。
 ROF-MAOのステージも、かなえくんのステージも、葛葉のステージもほんと秒でおわった。あっという間だった。みんなが出てくるたびに涙じわってこみ上げてきたし、葛葉が出てきた瞬間は「やっと会えた…!」って泣き崩れてたので、本当に私この人に会いたかったんだなっておもった。まじで会いたかったよ…。
私は長年若手俳優のオタクをやってきたけど、推しができるのは現地で初めてこの人のお芝居を観て好きだな、とか思って追っかけてたので、こういう、画面越しだけでこんなに大好きだと思える人たちがいるんだってことに驚いたし、「やっと会えた、会いたかった」の気持ちで初めて会えた感情が久しぶりだった。この感情、中学生の時に初めてジャニーズのコンサートに行った時の感情と近いなっておもった。このワクワク感を当たり前だと思っていた私は反省したい。会えることは当たり前じゃないんだなって改めて思った。
 私がこの人たちを知って、好きになって、こういったイベントで彼らに会えるまでの期間は短いけれど、その短い期間で彼らが今までどんな活動をしてきて、どんな関係性があって、どんな気持ちで今回のライブに挑んできたのか、私なりに知っていった「つもり」ではあるけれど、きっと私にはまだまだ知らない彼らの一面がたっくさんあるんだと思うし、私が彼らを知る前に彼らが活動してきた軌跡を私は後追いでしか知ることはできないから、当時どんな気持ちで活動してたとか知らないし、あとから知ってたとしても勝手な自己解釈なのでなんとも言えないけれど、確かにこの時、この場所で、私が彼らに出会えたこと、見せてくれたものだけは本物で大切な時間で、私の一生の宝物になったことは確かであること。それだけはずっと忘れないと思うし、今この瞬間の大好きだという気持ちは大切にしていきたいなと思った。気づけば毎日誰かの配信をみて心の栄養を補っている自分がいるし、本当にハマるタイミングってあるんだなってひしひしと感じているし、世の中には楽しいものがそこら中に散らばっているんだなと思いました。そして観るたびに彼らの好きな所が増えて、いろんな人を知って、また自分の好きを見つけていくんだと思う。Aimhigherめちゃくちゃ楽しかった!円盤化してください!お願いします!

そして私は次のイベントであるにじふぇすのチケットが取れずに泣いているのであった。観覧ステージ行かせてください。

Vtuberにハマっている話

気づいたらVチューバーにハマってた。
自分はきっとハマらないジャンルなんだろうなってスルーしてたジャンルに、ものの見事にハマってしまった。
ハマった経緯や好きなライバーについてだったりとかはまた書ける機会に別で残しておこうと思ってる。
配信を観て、心を救ってもらってどうしても書き残しておきたいなって配信があったので、オタク大好きお気持ちブログ残しておこうと思ったので以下。



www.youtube.com




www.youtube.com


2022年5月31日を以てメリッサ・キンレンカさんが卒業しました。
卒業配信直後に、イブラヒムの枠でメリのアニメーションを、フレンの枠でVtL メイフVerを公開したんだけれど、2人が旅立つメリのことを思い出と一緒に盛大にお祝いして、メリの背中を押してくれているようで、とても胸がギュっとなった。メイフ3人最後のコラボ動画がVtLという粋な配信もグっとくるものがあって、涙が止まらなかった。
こんなにも胸が震えて、苦しくて寂しくて、でも温かい気持ちなる感情が久しぶりすぎて自分でも涙を止めることができなくて、ずっと泣いて、久しぶりに泣きながら寝落ちをして、起きたら目がパンパンに腫れて重怠い感覚を味わってしまった。起きてからも動画を繰り返し再生しては、もうメイフの活動って観れないんだ。という気持ちと同時に涙がじんわりと浮かんでくるので、何が私をこうもさせてしまうのかと考えたんだけど、純粋にこの3人の関係性だったり、人柄だったり、私が知ることのなかった歩んできた3人のそれぞれの軌跡が好きなんだなという結論になった。
メイフの活動をリアルタイムで追えた配信は2回しかないくらい、タイムリーで追えていないドドドドドド新規がこんなくそでか感情をもって記録を残すのは烏滸がましいかもしれないけれど、それでもどうしても自分の記録に残しておきたかった。リアルタイムで一緒に駆け抜けてきたリスナーが羨ましい。
この卒業配信がみれなくなっても一生覚えてるなって言葉があって、メリが、「辛いときは沢山泣いてもいいんだよ。自分と沢山向き合って、自分が一番自分のことを認めてあげて、沢山泣いて、前向きな後悔をしよう(要約)」の言葉に、このときの私はメリッサに一番自分の弱い部分をそっと救い上げてもらえた気がした。年を重ねるごとに嬉しい感情に対しての涙腺は緩くなるけれど、辛いときほど泣けなくなってた自分がいたから、その言葉がとても嬉しかった。活動期間中に、沢山悩んで、時には誹謗中傷だったりキツイ言葉を投げかけられてきたことを振り返りながら話してた人が、乗り越えて私たちリスナーにかけてくれた言葉は、とてもとても優しかった。
こんな風に言葉を投げかけてくれる人にもっと早く出会いたかった。もっと沢山応援したかった。もっと早く会いたかったけれど、このタイミングで出会えてよかった。
沢山泣いて、最後には笑顔でいってきますと旅立ったメリッサに、これから先の旅路に沢山のドキドキとワクワクと、楽しさが溢れていますように。旅立ちの時に、私の心を救ってくれてありがとう。

こんなにも魅力あふれる素敵なライバーさんが沢山いる世界を私は知らなった。
また明日からもきっと色んなライバーさんから沢山の元気を貰って、お仕事を頑張ろうと思います。

迷宮歌劇「美少年探偵団」

2021/12/31~2022/01/10 銀河劇場

stage-bishonen-tanteidan.com

美少年探偵団団則
1.美しくあること
2.少年であること
3.探偵であること
4.団(チーム)であること

 
 今この団則をみて胸がとてもときめいて世界がキラキラして見えてしまうくらいには、美少年探偵団が大好きになってしまった。
 久しぶりにこんなに狂ったように通った作品だった。
 自身がアラサーになり、マチソワする体力も、仕事をしながら連日劇場に行く体力もゴリゴリと削られ、健康面も視野に入れないといけないと実感し、ここ3年程のマイルールに「マチソワをしない」「夜勤明けで観劇はしない」がやっと根付いたかな、と自分が心も身体も辛くならずに楽しくオタ活できる境界線*1*2を見つけていたはずだったし、さらに2022年の目標は有事の際以外は一作品通っても5公演までと茶の間になろうと思っていた矢先の出会いだった作品だった。

これは有事だよ…。

 美少年探偵団は2021年最後を締めくくるのにふさわしい「美」がそこにはあって、2022年を迎えるには最高の「美」はそこにあったと思う。
私はもともと三浦香先生の演出が大好きで、始まる前から絶対に楽しいしかそこにはないと期待しかしていなかったから、幕が上がった瞬間のセットと照明と、そこからキャストが紡ぎだすセリフと歌とダンスが期待以上のものすぎて、嫌なこともつらかったこともこの時間だけは全て忘れることが出来て、気づいたら終わっていた。終わった後のあの興奮と胸のドキドキと震えは、私が初めて舞台をみた時のことを思い出すかのようで、本当に、本当に楽しかった。だからこうして、ここ数年は月ごとにしか現場行ったよ、楽しかったよ、とさらっとしか書かずに自分の記録用でざっとまとめるか否かくらいのずぼら女が楽しかった気持ちを残しておかないと後悔するかも、と単発で記事をあげてること自体が私にとってほんと珍しいことなんだけど、それくらいこの楽しかったという気持ちを残しておきたいと思えたのは凄く素敵なことだなって思った。以下完全なるメモ。

*1:過去年間現場総数が3年連続余裕で250を超えてたオタク

*2:5年かけてゆっくりと年間現場総数を100前後に持ち越そうとしている

続きを読む